再断酒の記録

スリップ10回以上してます。

入院13!


昨日ソーシャルワーカーさんが来てくださった。

私の地元役所のケースワーカーさんに連絡し、私が退院した場合の処遇を病棟医師、ソーシャルワーカー、役所のケースワーカーとともに病院にて打ち合わせをしてくださるとのこと。


えっ、役所の職員がこんな山里離れた所に来てくれたんだなあ、とちょっとビックリ‼️した。


自分はこのまま家に帰ったら、今まで通り普通に飲んでしまう。

と言うか、間違いない!

自分でも分かっているのだが、この病気だけは自分の意思とは反し、強烈な渇望感に苛まれスリップしてしまう。


難しいところだが退院したら、規則正しい生活を。

(これは分かっているのだが、呑んでしまうと連続飲酒となり生活自体に支障がでる)


断酒会、病院通院。

(夜から行われる断酒会に面倒がらずに参加。これも飲まなければよい話し)


今回は上記に加え、暇を作らない対策として新たに訪問看護師さんの健康管理、日々の労働とした就労移行や継続支援に繋がりたいと考えている。


以前は焦って今までやってきた同じ業種の管理監督的な仕事に就いていたが、ことごとくストレスによりスリップ。

今回は負担がかからない就き無理しないよう、細く長く勤めたいと考えている。


断酒会は一番だが、夜7時から始まるため面倒になり行かなくなる事もしばしばあった。

このため保険のつもりで訪問看護師さんに自宅に来て頂き健康管理と言う名目、人の目があることでアルコールにブレーキがかけられないか?


良い機会なので福祉サービスを色々利用させていただき、日々呑まないでいる生活をしていきたい。

入院12!


長い入院中、昔の写真を眺める。


子どもたちの2年前の写真。

先日お袋が子どもたちと会った時の写真。


子どもの成長を見届けることが出来なかったが、2年も経つとすっかり大きく、顔立ち、雰囲気が自分にとても似てきたなぁと痛感した。


いつも退院して身体が治ってきたら、まぁ一本なら大丈夫だろうというような安易な考え方や、

誰も居ない寂しさから、なげやりな考えで、飲酒してしまわないよう退院するまでの気持ちを再確認していきたい。

とは言っても物凄い飲酒渇望にどう対処するか?


これを乗り越えて行かないと、家族に二度と会えなくなるし、その先は死が待っている。


会社も行けなくなり、家族からは離婚を突きつけられ、鬱に見舞われ、役所にもお世話になった。

まだまだ落ちるところまで落ちて行くのか分からないが、もう何もない平穏な日々を過ごしていきたい。


アル中を卒業し、子どもたちから会っても良いという返事をもらえるよう回復したいと願うばかり。

入院11!


入院していると、色々な患者が入院しているとつくづく思う。


統合失調症がある奴 ほとんど話さず意味不明

脳萎縮 話しはまともだが、何処おかしい

などなど


皆壮絶な飲酒による酒害を極めたツワモノだ。

話し方、振る舞い、歩き方など、どう見ても不自然。


自分もそうなのだが…。


昔入院した頃は女性が少なかったが、今では女性が患者のこと1割は超えている。若い子30歳代?もいる。

やはり女性は肝臓が小さい分早くアル中になってしまうようだ。


あと年配者、年金暮らしになって何もやる事がなくなってから飲酒し、アル中になった方が増えたように感じる。


入院患者の平均年齢は50歳くらいだろうか?


3年前よりは確実にごく普通の方が多くなった。

外国の方も入院している。


毎週7、8人の患者が入ってくる訳で、1年で約400名。

うちリピーターが半数だろうが。


それにしても、これは治療に結び着いたごく僅かな患者のみ。

実際はもっと多くの人がアルコールによって酒害を被っている。